船町から千歳への移動。地図的には近くもなく遠くもない距離である。しかし、朝からずっと歩いているので疲れがズシンとたまっている。よくよく考えてみると船に乗っている以外は全て歩いているわけである。そりゃ疲れる、逆にいえば疲れない理由がない。まあ好きでやっていることだから苦痛ではないのだけども。
名前は失念したが大正通りの東にある商店街を歩いて北上。商店街のお約束であるゲートはあったけれど、アーケードがない商店街だ。心持ち道幅も広いようである。途中でたこ焼きを買う。1フネに5ヶ入りで100円。大阪のたこ焼き相場的に照らすと破格に安い部類ではある。しかし、お味のほうは限りなく家で作るのに近い感じ。値段的には釣り合いが取れていると思われた。すなわち絶妙の値付けだ。長たらしく書いたけれど、まずくはなかった。疲れていたせいもあるけれど、天保山まで歩き通す最終補給はこれで完了である。
千本松渡船場と見た感じが似ている。大きな橋、折り返しがなく長めスロープ、そして川幅。こちら側に水色の渡船が1隻係留されており、船尾には「天保山丸」と書いてあった。なぜ天保山丸がここに係留されているのか理由は不明。そういえばネットで同じような記述を読んだ記憶がある。いつもここに係留されているのだろうか。
岸壁間は約370m。今までで最長の距離である。ために向こう岸がかすんでみる。疲れのせいもあるのだろうが、これはちょっとした船旅を楽しめそうだと心の中でほくそ笑む。千歳大橋のブルーの塗装が曇り空に映えて、見ていて飽きない渡船場であった。これから帰宅する方もそこそこおみえで、これから大阪市営渡し船もラッシュを迎えるようだ。このあたりは渡し船も電車も公共交通機関なので共通なのである。
千本松渡船場と似ているのはこれだけではなかった。もう1つ似ているのは「忍び返し」である。こちらは曲がって折らずまっすぐなのが特徴。有刺鉄線はないので「ものものしさ」は感じられない。鳥対策なのかもしれないが、そのわりに針の間隔が広いのでやはり「賊」対策なのだろう。
やはり航路は長い。動画を撮っていても、なかなかこちらに来ないのでメモリ残量のことが頭をよぎり、やきもきしてしまう。ネットに上げる際は、適宜カットしないと間がもたないだろうな〜という具合に実務的なことを考えてしまうのはHP管理人の悲しいサガである。広い分だけこれといった特徴のない機動だった。しかし、その分長めに船上の人になれるのは嬉しい。かくいう私は船旅推進派だったりします。何年か前に乗った「舞鶴−小樽」航路は最高でした。船中泊は多ければ多いほど良いと思うのです。
【 ムービー 千歳渡船場 北から南へ運行編 66秒 ボリュームに注意 】
【 ムービー 千歳渡船場 南から北へ運行編 94秒 ボリュームに注意 】